
この記事は2019年10月に大幅修正していますー!
おこんばんわ。ニニコです。
自宅と仕事の往復で、休日も遠出することが少なくなったと。結婚していたときの自分からは、少しずつ変わってきています(悪いほうへ……)
友人から「ライブに行きませんか?」とお誘いを受けまして、昔の同僚がやっているバンドを見に渋谷に行ってきました。
ライブの行き帰り、たった4時間くらいの間にカルチャーショックを受けたんです。
それは「趣味でも好きなことでも楽しめることある?」ってこと。
年齢関係なく、夢中になれることって独身になってからあったか?と思った話。
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アラフォー40代を言い訳にして「趣味がほしい」と言ってない?
悩んだけど、友達ズに会いに行くことにしました。シブヤのPARCOソバのライブハウスでたまには音楽聞いてきます。好みの音では無いですが、それもまた何かのトリガーになればいいな。
— ikumi @ 推しのいる人生 (@potsunen193) May 26, 2016
そのライブは、ハウスも超小さくてお客さんもまばら。会社の友達たちが何人も来ていて、ちょっとサクラ状態かな?と思えたけれど、演奏が始まると音の迫力に蹴落とされました。
まさに 熱量 があるの!
カッコつけるとか、それを越えてカッコよかった!
演奏しているギターとベースとドラムが、とにかくがむしゃらだった。こいつら、好きな事やってていいな~楽しそうだな~と羨ましくなりました。
私はバンドも聞くしアイドルも見る(そしてペンライトも振る)でも、商業的なものが大半なので「魅せるために出来上がったモノ」な演出や演奏が多いんです。
もちろん、お金を払っているからエンタメ性が高いのはありがたいしね。
私はそういった形態のものに慣れすぎていたので、今回のライブは発見祭だったんです。 見にいったライブは「演奏するのが楽しい」感じが出ていたなぁ~。
聞かれたくない「趣味はなんですか?」
私は「趣味はなに?」と聞かれると困ってしまう人です。
オタクでアニメ見るの好きだけど、趣味といえるほど見てない。刀剣乱舞好きだけどゲームやってないしなぁ・・・と取捨しちゃうの。
ブログを書いたり、ネットサーフィンしている時間が趣味かもしれないけれど「え?ネット?」って思われて引かれたら・・と距離を置いちゃう。
話ずれちゃうけど「休日何してますか?」って質問も苦手なの。だってほとんどアニメ見て、Twitter見て買い物して妄想して終わるんだもん。
趣味=好きなこと 言葉に縛られていないか
最近の私は「趣味は?」と聞かれたら「好きなことは、スーパー巡りかな♡」とか言い換えています。心の中では(おぬしは趣味あんの?ゴルァ?)って思ってます★
だって趣味ないもん。欲しいけど時間が上手く使えなくてできないもん。
好きなことなら売るほどある。likeやLOVEならたくさんあるってもんよ。
刀剣乱舞、どこでもいっしょのパズルゲーム、地方のスーパーや自販機を見る、旅行、本屋さん、マッサージ、健康センター、舞台に行く、友達と馬鹿笑いしてご飯、キンキキッズ、ラーメンズ、マエバサン、らくがきetc…(2019年現在)
好きなら出てくる。それを「趣味」って言葉に縛られて考え込むとモヤっとするのではないのかな?
それなら、趣味=好きなことって自分解釈で良いと思います。

好かれるための「趣味」40代を楽しむ「好き」の違い
かなしいというか、日本人って「人に聞かれたら、人に納得してもらう答えを出さなくちゃいけない」状態にになってませんか。
だから「趣味はありますか?」と聞かれたとき「趣味を通じて、この人を納得させたい(嫌われたくない)」気持ちが前面に出て来て、当たり障りのないことを言ってしまう。
本当は好きじゃないのに・・・
趣味って言葉怖いなぁ。婚活市場でもあるもんね、趣味がなかったなら何なんだよって思う。
私は無趣味な人はしょうがないと思う。仕事が忙しくて生活を守るのに必死だったり、仕事が楽しい人だっている。ライブやアイドルは「好き」で「趣味」じゃないしね。
でも「好きなこと」がない人は本当に寂しい心を持ってるなぁと思うの。
ひとりを楽しめる女性は「好きなもの」がある
私は、友達が少ないのですが、付き合いがある友人ほぼ全員「好きなこと」にアツくなれる人ばかりです。
好きなことは私とは全く共通項がなくって、放っておくと勝手に語ってくれる(笑)そのくらい熱いものがあるんです。
- 活字
- サブカル
- ハリウッド
- 野球
- 旅行
- 音楽
それが趣味?と聞かれても、きっと彼女たちの中では「好き」が高じてるだけで「いやいや趣味じゃないかも」って言うと思うのよ。
最高じゃない?!
無理やり好きなことを作りに、嫌々でかけたり、気の進まないサークル活動や習い事にお金を払うんじゃなくて、元々好きなことをずーっと貫いている人こそ魅力的で話が聞きたくなるってもん。
趣味もこのくらい軽い気持ちで考えていいのでは?
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人に合わせることが「趣味」じゃない

Woman travelling and using map
以前、読者さんからのメールに「好きなことがない、毎日つまらない」と言われたことがあります。
趣味がない、つまんないと思ったら多分「つまんないまま」です。
その気持ちを第三者がギュインと変えることは、ほぼ無理ゲ―です。
つまらない、趣味なんてない、私にできることなんて何もないし好きじゃないという気持ちの内は、
どんなイケメンと見ても、友達が励ましても届く率0%です。
自分の内側や思考が変わらないと、好きなことも趣味も何も生まれないからです!
それでも、なにか好きなことに繋がるきっかけをつかんで、40代やその先の人生を楽しく過ごしてほしいから私からのいくつかの行動提案をしますね。
視点や感覚を変えるためのパタンナーです。
片道2時間かかる旅行をする(上を見る)
一番感覚を変えていくのは「現在地からの行動範囲を広げる」ことだと思います。
旅行をしたり、行きたい場所に勇気を出していく。そして綺麗なモノや歴史を感じたり、体験体感するとたくさんの気付きが生まれます。
その時、スマホはしまって腕時計に。下を見ずに看板や空を見ると、視野が広く持てるので今まで気にも留めなかったものに気付くことでしょう。
友達の好きなものに耳を傾ける
「好きなことがない」と言う人ほど、人の話を聞いていません。
自分を愛しすぎてキライになっているから、人を好きになれないし興味もない。
自分を変えて何かを見つけたい!と思ったなら、身近な人の好きなものに共感したり、発見してみるのが手っ取り早いです。
無理やり一緒の趣向になる必要はなくて「ほほー、そういうことか」くらいの軽い気持ちでいいんです。
どうして好きなのか、いつから好きなのか、お金はかけているのか、魅力はどこなのかを聞くと相手のこと以上に興味がわいてくるはず。
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図書館に行って本を読む
作家の瀬戸内寂聴さんが「悩んだら本を読みなさい」と悩み相談で10代に話していました。
好きなことが見つからない、でも現状打破したいとき、図書館で実用書や小説などジャンル問わず色々読んでみるのをおすすめします。
本の世界は賢智を豊かにしてくれます。そこから、想像する力が生まれて興味の種が開くはず。
しめのひとこと「趣味は好きなことと同義」
最初にも書きましたが、私も趣味というものはないと思います。
趣味にしたいのは「ミニチュア制作」や「アクセサリー製作」だけど道具ばかりで全然だしね。
だから「好きなこと」に置き換える練習をして婚活しています(!)
そういえば、海外の画像サイトで「趣味」って打ち込んでも旅行みたいな画像しかないんですよ。海外では趣味ってないのかなぁ?と不思議です。
好きを一つに絞ったり、人に好かれるために人生やっている訳ではないので本当に自分が楽しめることを貫く方が素敵な人生になると思います。
カルチャーセンターも閉館に追い込まれているので、なかなか自分の好きを見つける手段が少なくなっている社会は寂しいものです。
インターネットや、友達を上手に付き合いながら一緒に好きを広げていきましょうー!