こんにちわ。こまゆう @komayou_jyoshi40 です。
不妊が理由で離婚する人はどのくらいいると思いますか?
離婚件数から見ると全体の3分の1以上、40%近くなると言われています。
不妊にも様々な理由があります。
- 男性側が積極的ではない
- 子供を持つ、持たないで食い違いに
- 周りからのプレッシャーが強い
- 恋人だった頃に戻れない
- セックスに対して冷めている
やはり結末として、離婚になっても大事なのは「お互いの気持ちをテーブルの上に出し合う」ことではないでしょうか。
お金、子ども、性生活、他人には話しにくい問題こそ、パートナーとは話せた方がいいと思います。
嫌われたらどうしよう、その気持ちはあって当然。
しかし、あなたが幸せになることが一番です。悩みすぎて悲しんでいるのは果たして幸せと言えるでしょうか。
今日は、不妊が原因で離婚する人たちの、代表的な理由について知ってほしくて書きます。
もくじ
不妊以前の問題で、セックスレスが増えています。
セックスレスの定義は以下のように言われています。
セックスレスとは、日本性科学会によれば、「病気など特別な事情がないのに、1ヶ月以上性交渉がないカップル」と定義されている。
しかし、便宜上「カップルのうち、どちらかがセックスをしたいと望んでいるのに、長期間それができない状態」を総じて「セックスレス」と呼ぶのが一般的な解釈である。
ウィキペディアより引用
性欲がないパートナーから精子、卵子凍結などをして体外受精をする人も少なくありません。
パートナーとセックスについて話をしたことはありますか?
本や映画で見た騎乗位をやってみたけど上手くいかない、いつも演技ばかりで早く終わってほしいと思う女性は多くいます。
私も、相手に任せてばかりで、自分は完全なマグロ女でした。
気持ちよくない、つまらない、最終的には一緒に寝るのも嫌になってしまった。
性に関して開けたのは婚外恋愛からです。セックスってイヤらしく気持ちいいと分かったのは男性側の経験値の高さかもしれません。
テレビで40歳、45歳のタレントが出産した報道が流れているため、自分のパートナーも大丈夫でしょうと思っています。
婚活で産めないと告げた途端、お見合い破棄されたこともありますし、女なら60歳くらいまで大丈夫でしょう?みたいな失言に傷ついたこともあります。
お金があっても、不妊治療は精神が持たない。
不妊治療で鍼灸院に通う私に、治療内容を全く聞くことがなかった元夫。
思えば彼の子供が欲しいは私じゃなかったのかもしれません。
妊娠したいなら40歳が大きな境目ですって教育制度に組み込んでほしいです。避妊、妊娠、出産リミットを知ってほしい。
毎月1回試される移植や採卵に疲弊して、体力が落ち、メンタルがボロボロになるのは女性側です。
体の中に器具を入れられて、それはセックスより屈辱的という話を聞いたこともあります。なんで私は一人でここにいるんだろうって泣きながら、胚移植を待ったと聞いて泣いてしまいました。
不妊治療はお医者さんからゴールを示されないことが多いです。
始める時にゴールを決めること。もしも、をきちんと話し合っておくことで、離婚を回避できることもあります。
分かってくれる、察してくれるは男性には難しいことです。
だから、無理はしないであなたも幸せになってくださいね。
自分やパートナーの年齢が高く、妊娠にリスクがあると「子どものいる人生を歩いてほしい」と離婚を決意する人も多くいます。
自分が39歳、婦人科疾患もち。彼氏が33歳で元気で尽くしてくれるけど、子供が欲しそう。
このギャップに幸せだけど、彼には家庭を持って欲しいから断念する人、結構多いんです。
私もその一人。別れてはいませんが、家族をもつ選択を彼から奪うのか・・・思うと気持ちが沈んでしまいます。
2人だけで進む道もあるけれど、子供がいる幸せを考えてしまうんですよね。
日本は「子供が居て当然」「出産経験がない女性は未熟」という風習が残っていて腹が立ちます。
風習は横(同世代)縦(親、年下)と何方にもあって、息苦しいですよね。

まずはパートナーと貴方の気持ちを出し合ってみませんか。
・いま、どうしたいのか
→不妊治療をしていくのか、検査をするのか
・これから、子どもは欲しいか、2人のままでいいか
→男性は将来を考えるのが苦手で曖昧に答えることが多いです。目を見て話すこと。
・不妊というゴールはどこに設定するか
→治療年数、お金のこと、両親のことなど
逃げずに、題材をパートナーにお知らせして家族カップル会議をするのがおすすめ。
私はこの「話し合い」ができず、最後まで元夫の気持ちがわかりませんでした。
話してくれないことに腹を立て、暴言をぶつけたこともあります。
そうすると子どものようにどんどん会話がなくなり、手も繋がなくなり、結局別の女子のところへ相談していたようです。(その後付き合った)
ゴールは、自分が納得できるいい人生を歩んでいくことにして、そこに新たな家族が加わったらいいよね、がおすすめです。
- 不妊の離婚は理由としてあり
- 子どもがいて幸せ=ゴールにしないこと
- 不妊治療中は、妊娠だけにフォーカスしないこと
- まずは自分が幸せになること
不妊治療は女性に負担がかかりがちです。
気持ちの面も、金銭的にも絞られるような時期が長く続きます。そのためストレスが多く、離婚に踏み切る方も少なくありません。
忘れないで欲しいのは、不妊治療=後ろ向きなことではありません。
だからと言って自然妊娠が正しいことでもありません。
正解も不正解も、ジャッジはありません。
全てはあなたが幸せに過ごせているか、パートナーと一緒に歩めるかです。
子供を持つことに執着して、結婚した当初のことを忘れている人は思い出してください。
2人でいた時の楽しかった頃を。
離婚したら、元には戻れません。
何が大事かもう一度話し合ってはいかがでしょうか。
大丈夫、あなたは幸せになれますよ。
この記事を書く時に、とても参考になった本をおすすめします。
私が鍼灸不妊治療のときに読んでいたら、何かが変わったのかもと思わせてくれる言葉が沢山です。治療に疲れた時、これからどうしようと悩んだとき手に取ってください。
2ページで完結する短編なので、読書慣れしていない人でも読みやすい内容です。ぜひどうぞ。