おこんにちわ。アラフォー独身女のニニコです。
私は、褒められるは嫌いじゃないけど、好きでもありません。
37歳という、子どもがいても普通な年齢に独身で、まして首都圏に一人暮らし。
なのに月収20万円代の不安定なフリーランス、そんな職業を人に正直に伝えるとほぼ90%くらい
すごいねぇー
と言われます。
ブログ書いてるのすごいね
メルマガ毎週すごいね
一人暮らしすごいね
セラピストで今でも仕事できるのすごいね
独立して確定申告すごいね
などなど。
もちろん、ビジネスパートナー仲間から言われるのは素直に受け入れたいのに、やはりどこかで「そんなことない」と思う部分もあります。
「すごいね」と言われて辛くなって、体調を崩した数日間に感じたことを残しておきます。
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友達が口にする「すごいね」「エライね」に苦手意識の違和感
私は友達と呼べる人が少ないです。
大学や、会社勤めもしていないためか「会おうよ」と声をかけてもらうことも少ないし、結婚式も1回しか出たことがありません(しかもその後友人が離婚するという・・・)
なので、人から「ニニコちゃんに会いたいから」と言われると、嬉しさも重なって気が乗らなくても行こうとします。
行くと自分の気持ちが変わるかもしれないし、実際に良い結果だったこともあるからね。しかし、良い結果になるのは、博打みたいなもの。
古い友人と会った時に、お茶をしながらしきりに「すごいよ」とか「すごいね」と繰り返されるんです。
最初はフンフンと聞いていたけど、だんだん違和感が出てくる。
大げさに褒めてくるわけじゃなくて、会話に詰まると飛び道具みたいに出てくるから、ん?何が?ってなる。
私がセラピストを続けているのも、ブログを書いているのも好きだからだし、ブログを読んでいるとわかる「その奥にある葛藤とか悩み」があるのを知らないまま言われているのが分かりました。
本当に人を褒めたい!これはすごい!って気持ちがあると、◯◯が××ですごいよねとか具体的に言いたくなる。
オタク気質もあるけど、例えば推しメンがいい演技をしたら「あの目線と仕草最高だった!すごいよね!」みたいになりませんか。
でも、根拠がどこにあるのかわからない「すごいね」が本当に怖くなったんです。
アラフォーは友達1人を失うのが怖い…今まで通りでいたいのに
美味しいランチだったけれど、実はその夜からお腹の調子が悪い。
下痢や便秘の症状はないけれど、ずっと腸の上が痛いんです。
その時配信したメルマガにはこんな事を書きました
アラフォー独身だと、友だちの存在はとても大きなものです。
なんとしても繋いでおきたいと必死になった結果、私は自分自身がちょっと壊れてしまいました。
仕事中も時間があれば、お腹の気になる塊をグイグイ押すと猛烈に痛い。腰が抜けそう!
私はてっきり「単なるお腹の疲れだな」くらいで大正漢方胃腸薬を飲んで収めようと奮闘していました。
しかし、2日経っても治らないし変化がない。睡眠を多くとっても朝起きると辛い。ゲップはないけど、ガスが溜まっている。
どうしよう・・と重たい腰とお腹を引きずりながらキャンセルしたくない予定をこなしていきました。
言ったら嫌われるかも
信頼できる人たちに、この体の不調と友人と会って「すごいねに酔った」話をしたら少し落ち着きました。
仲間はうんうんと聞いてくれたし、話して聞いてもらったらお腹の変な膨満感が次第になくなっていくのを感じたんです。
あまりにも腹部の違和感がひどくて、せっかくのファミレス食事も今日はやめとく・・・とネガティブモード全開になりそうだったけど、途中から元気になっていくのを体で感じました。
まだ少し不調が残っていたけれど、仲間や師匠たちに正直な気持ちを言うことができたら、薬を飲み続けなくてもいられうようになりました。
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すごいね!繰り返される女同士の褒め言葉の裏返しは「承認欲求」
すごいね、と言う女性たちは「褒めるから、私も褒めてね」という認めてほしい欲があるそうです。
「◯◯さんもすごいよ」と返事をしてもらうことで、自分を満たしている。
日本人は謙遜の美学があるせいか、褒められて「いやぁー」とクレヨンしんちゃんの野原しんのすけみたいに返すと不穏な空気になります。
本当は言いたいのに。
私すごいんだよ!ほめてよ!って言いたいのに。
だから、自分のほめて欲しいという深層心理を「すごいね」に乗せて連呼するわけです。
ほめられた時、どう返事すると相手が傷つかない?
独身で一人で生きていると当たり前が多くなってきて、ほめられると恐縮しちゃったり、私のように苦手意識が出たりもします。
もちろん、信頼している人や大好きな友達からの褒めは嬉しいから一生懸命受け入れるといいでしょう。
でも、過剰にほめられた時にどんな返しをするのが正解なのでしょうか?
正解はないけれど、私個人の考えは「ありがとう」と言ってその場をすごす。そう思われている自分も受け入れて良いです。
これは心理療法のひとつ。自己肯定感を作るために実践することの一つ。褒められたら、自分の意図しないことも全て声に出してありがとうと返す。
脳みそは単純なので、ありがとうの言葉を受け入れてくれることができます。
いやいや、そんなことないです、は相手の言ってくれたことや良かれと思うことを全否定することになるのを忘れないようにしたいですね。
それでも、今回の私みたいに「ちょっと違う・・」って違和感を感じたら頷くくらいで良いと思います。
しめのひとこと
友達も、長く付き合うのが良いとは限りません。
独身だと、どうしても1人の友達に依存したり「合わないなぁ」と思いながらも気が乗らない会合をします。
一人になるのが怖いのは私も一緒です。
友達になりたての頃とは、好きなものや環境、生活、すべて変わっています。その変化を悪い方へ寄せてしまうけれど、今の自分を作っているのは今の生活であり、仕事です。
気持ちの変化や友達への感情は変わって当たり前だと私は思っています。
互いに相当な覚悟や受け入れる余裕がないと、長くは続かないもの。
昔からだから・・・とか、世話になったから・・・とか義理で自分をだましながら付き合うよりも、ちょっと距離を置いてみて、自分の気持ちに素直になってみてほしいです。
私も今回の体調不良、本当の原因は不明だけど、人に話してスッキリできたことが一番の解決策でした!
ではでは、今日はこのへんで!
もう1記事読んでみるなら、独身の私が考える友達関係について▼


読んで頂きありがとうございましたー!
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