こんにちわ!
アラフォー独身女性のゆたんぽせらぴすと・ニニコです。
11月に、ブログ勉強会のメンバーで東京からはなれた離島、大島へいってきました。
東京から8時間船にゆられ、ゆられ、ゆら~れ。
その旅行の一番の目的が、三原山に上りましょう!
特に登山用品も必要なく、歩ける脚力さえあれば誰でも上ることができる【三原山】に登ってきたお話しです。
山のエネルギーをもらった私に、大きな変化があったんです。
本当にびっくりなことは下の方に書いてまっす!
スポンサーリンク
三原山は休火山。ゴジラのラストシーンが気になる!
まずは三原山を知る
【大島・三原山】
標高:758m(スカイツリーより高いです)・登山道は整備されているけど、バスは入れません
・昔は砂漠が広がっていて、観光用のラクダが飼育されていた(今は噴火で砂漠がなくなったのでラクダも居ません)
・一番最近の噴火は昭和61年11月(1986年)当時の噴煙は最高8000kmの高さまで登る。全島民避難。
・1984年のゴジラのラストシーンでは、三原山の火口に誘導して落とされて、消息不明になる」だったので、火山はゴジラが引き起こしたのでは? と言われることもある
・火口付近は遊歩道が整備されている
・トイレも一応ある
・自動販売機などはありません
・天気が良く変わります
おひとり女子旅なら歩きやすい靴で、カメラを持って
とにかく、この日は霧が濃くて車で移動していても「これはヤバい」とちょっと怖くなるほどでした。
一寸先は霧!みたいな感じです。
どのくらい霧だったかというと……
建物のてっぺんが分からないくらいです(本当は建物がみえるはず)
「仙人は霞を食べて生きているんですよ……」
お仲間の1人が、道中にそんなことをお話ししていて、この霧を全部たべたらそりゃぁお腹いっぱいになって下っちゃうよなぁ~って勝手に想像していました。
それほどの霧です。
三原山遊歩道は寂しくも美しい景色に感動
道はアスファルトで舗装されています。
基本的に柵などはありませんが、なんだか神聖な場所のような気がして、奥に行ってはいけない気がします。
山のルール的にもきっとダメなんでしょうね。
通常の山のように、木々が生い茂ってマイナスイオンが出て、息を吸うとカラダが浄化されていうような……
全くマイナスイオンなさそう!!
それほどまでに、噴火の残した爪痕という恐ろしい自然災害を目の当たりにします。
溶岩の通った後には、大島特産の椿もちらほらですが、岩の間から生きていくために伸びているのは、ススキなんですよね。
頂上に近づくにつれて黒い溶岩石がゴロゴロしています。
緑がない代わりに、広がるのは灰色の景色。
ここは戦国時代か何かだろうか…と思う程。
私が体験したのは、
音のない世界でした。
山だと葉っぱがこすれる音とか、鳥のさえずりとかしますよね?
まったくないんです。
鳥はね、ちらほらいるんですよ。
でもすぐに泣きやんじゃう(山の神様に黙ってる?)
そして他の登山客もいないので、自分たちの話し声と、風のざーっていう音しか聞こえません。
風が止むと、私の周りは無の世界でした。
あんな経験したことが無かった。
ふと音がなくなって、自分が息をするのも忘れてしまうような、息した音が恥ずかしくなってしまうような、静寂でした。
神様が宿る三原神社で震える
頂上に着くまでに、約40分(ゆっくり歩いたので1時間くらいかも)頂上まであとちょっとの時に、神社がひとつ現れます。
三原神社は、案内に従って鳥居をくぐり、狭い道を少し下ると(手すりとかないのでちょっと怖い)あります。
この神社は、1986年の大噴火でも火口から流れ出た溶岩が、この神社だけを除けて流れ続けた場所なんです。
よけたなんて変だよ。そう思ったらぜひ一度訪れて欲しいです。
いやいや、本当にまっぷたつなんですって!
お社のうしろから二股に分かれた溶岩がお社もう一個分くらいのすき間をあけて、また1つになって下に流れて行ったことが分かります。
なんだか、信じられません。
本当に神様がいるのなら、きっとこの山は守られているんだろうな~と両手を合わせてみました。
祭られているのは古くから伝わる「御神火(ごじんか)」三原山で昔から信仰の対象だったものだそうです。
晴れた日には、鳥居の奥に富士山が見えるそうです。
ご利益ありすぎる!
霧の境目をくぐるとそこには竜神さまがいました
いつの間にか悩ましい霧が晴れて、稜線がくっきりわかるようになると、下界が見下ろせます。
すると
龍が……!!!!
なんだか龍がいるみたいです!(写真ではわかりづらいですが)
メンバー全員で
「わー…龍神さまだねぇ」
見惚れてしまいます。まるで昼寝をしているように、ぐーっといるんです。
私たちがいる周りは霧が晴れているのに、あの場所はまだ霧がでていて、龍のおなかに包まれているようないるような感じなのかな?
あぁ、なんだろう得した気分になってます。
大島の海も溶岩で出来てる
海も見に行っています。
そこも、よく見るような砂浜、ビーチだわーい!という雰囲気ではなく、溶岩が海へ流れ出た形がそのまま残されています。
岩自体はもろいものではないので、スニーカーであれば登って、太平洋を眺めることが可能です。
岩はごつごつしているので、足首をひねったり転ばないように注意が必要です。あと落ちないか怖かった…!
でもね、潮だまりに生き物がいなくて寂しかったのです。
普段はいるのかなぁ。
スポンサーリンク
龍神さまは縁起物?見た後に起きたハプニング
大島から都会に戻ってくると、普段の生活になります。
帰ってから1日後くらいに、友人から連絡がありました。
「相談したいことがあるんだけど、空いてる?」
実は、このときに受けた相談は今までにない、フリーで受けるお仕事の依頼でした
連絡を取りたいなと思っていた友人と会ったことで、まさかのお仕事に発展したのです!!
ワークショップを自分で作りたいと思っていたのが、はわわ!
まさか友人からの依頼になるなんてー! とお話ししたら、みなさんが口をそろえて
「山の神様がいたんですね」
ほわー! そうなんですね!
なんだか納得です!
帰ってから、人と会うことも多くて、外出も多くて、なぜだー!と喜びの舞の11月でした。手帳がまっくろです。
本当に正座で三つ指立てて感謝ですね。
ぼっち旅も神社や山のパワースポットがいいね
私、信仰心は薄いほうです。
ごろりと寝そべりながら、お神酒飲んでしまいそうな人です(飲みませんよー!)
でも、今回の三原山から降りてきたあとの、自分の身に起こったことと、手帳に書かれたびっしりの予定をみたら、ちょっと驚かずにはいられませんでした。
パワースポットと騒がれている場所には、全員でなくても、何かが起きた人がいるんだー!やっぱりすんげー!と瞳孔が開く勢いです。
おひとりさまの方、もしも「私は不運だ」とかネガティブ思考になったら、ぜひ何にもない世界やパワースポットに行ってみて、自然界の力を借りてみるのもいいですね。
おわりに
山の神の話をしていると、いつも思い出すのがあれです。
漆原友紀先生の「蟲師」
2巻だったかなぁ、山のヌシの話が出てくるんです。旅行中、この話を思い出さずにはいられませんでした。
山のヌシは寿命がくると、あたらしいヌシ(力をもった人)と交代していく…というちょっと悲しいおはなし。
蟲師シリーズはアニメも超超良い出来なので、ノスタルジックな世界観が好きな方にはぜひみていただきたい!
山の上にはきっと竜がねているんだろうな~って(マンガの中では白い蛇)
何年越しかで、大島に行くことができたのは私にとっては一つの山を乗り越えた感じがしました。
実は、元ダンナさんとの新婚旅行の行き先だったんですよね。
大型台風で、流れてしまった計画でしたが(旅行自体してない)あのとき、2人で旅行したらどんな思い出ができたのかなって。
今となっては、過去の話になるけど、とても良い人たちと一緒にいくことで吹っ切れた。
行くことができた自分の勇気にも、周りの方にも本当に感謝です。1年前なら多分行動できなかったと思います。
何にもない、だから嫌だといわずに、あえて「なんにもない不便な世界」に入って、自分の内側の声を聞けたらいいですね。
おひとり女子ツアーで大島企画が増えたらいいのにな~と思っております。
おひとり女子が旅行で荷物を少なくするコツの記事はこちら(大島旅行1)
船酔いはこの薬以外はおすすめできません!(お薬紹介)
スポンサーリンク
コメント