こんにちわ。こまゆう@komayu_jyoshi40です。
33歳の時に、1年ほど不倫沼に落ちて離婚しています。
不倫相手と再婚することはなく、自分から関係を断ち10年経過しました。
記憶を辿って、私の不倫が始まったきっかけを書き残しておこうと思います。
恋に落ちるステップって
- 一緒にご飯を食べる、お酒を飲む
- 仕事外で遊ぶ、一緒に笑う
- 一夜を過ごす(sexはなくてもあっても)
3ステップだなと思いませんか。
途中、飛ばしたり追加したりもあると思うけど、大枠でご飯があって、出かけて、一緒に過ごす時間が増えることで近づいてくる。
私も不倫相手とはこのステップだったので、順を追って行きましょう。
結構内容がノンフィクションなので、ご注意くださいね。
もくじ
大人の恋愛は会社・社内から始まる
ここで、私と当時の彼を取り巻いた人間関係について記述しておきます。
私:既婚・管理職
彼:未婚・別チームに彼女がいるけど公表していない・管理職
友人A:未婚・バイロマンティック傾向・明るく楽しい
同じ職場のチーム内でプロジェクトを担当していた仲間が仲良くなっていきました。全員歳が1つずつ違っているけど、同じ目線で話し合い、切磋琢磨する仲間です。
不倫のきっかけは、飲み仲間からの泊まれる間柄

初めから彼と2人きりで過ごしていたわけではありません。
元々は職場のプロジェクトチームメンバーでしたので、気の合う友達Aも巻き込んで仕事帰りに飲みに行くことが増えていきました。
週1は最寄駅で飲みに行き、仕事のこと、友達のこと、共通の話題だったアニメやヲタクカルチャーを語っていました。
そうそう、3人の共通はヲタクだったんですよね。
コスプレイヤーや同人誌発行、漫画大量所持など人に言えなかったことを共有できたことが仲良くなるきっかけでもありました。
元々5人くらいで飲みに行っていた仲が、気の合う同士が3人になり男1女2の逆ドリカムでよく遊ぶようになったんです。
お酒が強い方ではありませんでしたが、飲みに行き話すだけで嫌なことを忘れられたし、仕事も上り調子で毎日が充実していました。
当時30歳になった頃で、まだ夜中オールしても午前中に眠れば復活できる体力もあるし肌も艶々。
なので、みんなでボーリング→カラオケオールして朝帰りもありました。
結婚してる身でそりゃダメだろうと思いますよ。
元夫はこの辺でもっと叱ってくれたら良かったのかもしれません。
そのうちに、仕事外で当時一人暮らししていた男性の家に遊びに行くことがあり、とてもワクワクしたのを覚えています。
と、いうのも私は彼氏がいたことが無く(元夫くらい)男性の部屋に遊びに行くなんてことが元夫以外に始めただったから。
ワクワク、ドキドキして行くとめちゃおしゃれで、料理好きの男性側がみんなにご飯を振舞ってくれました。
その時のメニューをうっすら今でも覚えていて、悲しくも私もいまだにそれを作ったりしています。
その時、撮影した男性の写真を何度も見返したりして、ちょっとキュンとしたり・・・いい人だなぁと思っていたけど私は既婚者だからそういう気持ちを表に出せなかった。
ただ、仲良しでいたかった。
一夜を過ごしたら アウト

初めは、淡い恋くらいの気持ちでした。
クラスの一番かっこいい人に憧れるみたいな。
私が憧れた人は、仕事ができて人望が厚い頼れるリーダータイプ。
仕事上でもタッグを組んでいられることが幸せで、私も管理職として一段昇格したかのような、いくらでも頑張れる気持ちになれました。
憧れが不倫沼になったきっかけは「1泊2日のお泊まり会」です。
前述した3人仲間で、夜通しアニメみたり話そう、飲もうと男性の家に集まったときに起こりました。
眠る時は、流石に男女だからと部屋を別にしました。
私たちは男性のベッドルームを借り、彼はソファーで。
友人Aはコンプレックスが強く、アイメイクばっちりのメイク上手。すっぴんは見せられないからと、皆が寝る朝早くにお風呂とメイクを済ませてまた寝ると言い出し実行。
私も、朝一緒に起きて少し話したけどすぐに眠りました。
15分ほど経ってふと違和感に気づいて目を覚ますと、男性が横で眠っていて「起こしちゃった?」みたいな感じだったんです。
なんだ?これは夢?と思って「○○ちゃんは?」と友人を聞くも、まだ風呂に入っているということ。
すると、布団の中で彼が私を抱き寄せてきて
「ごめん、ずっとこうしたかったんだ・・」
男性経験が少ない私は大混乱したのを覚えています。
「こまゆうはさ、俺のこと好きになっちゃってない?」
「態度とか、すごい女っぽいから判っちゃたんだよね」
「俺も好きなんだけどさ、ダメだってわかってるんだけど」
そう言って、おでこと鼻にちいさくキスをして、●時まで寝てていいよと部屋を出て行きました。
とにかく私は眠いのと、今起きた告白にパニックになってしまいどうしていいか分からなくなってしまいました。
私の気持ちが読まれていた怖さと、これからどんな顔をして仕事をすればいいのか分からない。
彼の方がずっと大人で、何事もなかったかのように駅まで送り届けてくれました。
婚外に進んだのは私の方、手招きしたのは彼
婚外に踏み込んだのは私。
おいでよ、と手招きしたのは彼です。
告白のあと、忘れていいよなら良かった。
彼から言われたのは「ウソじゃないから」というLINE。
それからは、元夫のいない日は外出し彼と待ち合わせをし、ホテルに行き、車内でも抱かれ、職場でも人のいない場所でサレました。
背徳感で濡れたと言っても過言ではないし、拒まずに受け入れた私もいます。
初めは憧れ、そのうちに視野がどんどん狭くなって「彼以外考えられない」ような思考になっていくのが怖かったです。
元夫に向き合おうと、仕事の帰り道に何度も自分に言い聞かせるんです。
私は夫が好きで結婚したんだから、それは忘れるなと。
でも人間は優しい方、肌を重ねられる方に向いてしまう。
達さなくてもいいから、気持ち良いキスをくれる人がいい。
元夫とのセックスは本当に嫌で、終わって欲しくて(下手で)キツかったのを言えなかった。言っていたら不倫を回避できたのだろうか、と今でも考えたりします。
今こそパートナーに言えるけど、あの頃の私は性について欲望を口にすることが恥ずかしいと考えていました。
性のことお金のこと、異性のことはすべて恥だから言わない。
知ってる風で通さないと疑われてしまうと焦っていました。
それが、壁に反響してぶつかってどんどん方向が分からなくなって、自分が誰を好きでいることが正しいことなのか、何も見えなくなっていました。
不倫から10年後に思うこと
あの頃の私、馬鹿だな。何やってんだよ。
そう言ってやりたいです。
でもね、沼離婚で別れて一人になって、お金が10万しかなくて、変なコンサルで100万払ったことも全部いまにつながっている。
あの頃がなければ、どん底を経験してなければ、今のパートナーとは出会えてないし、私自身も変われなかった。
私が、結婚相手に求めることとは何なのか。
多分すごい単純で、一緒に爆笑できて、ハグして、話し合いがしたい。
結婚することで相手に幸せを求めないってことが大事。
私の幸せを創り出すのは私自身ということを気づかせてくれたのは、婚外があったから。そして婚外にさよならしたからです。
まとめ
長々と書いてしまったけど、不倫や婚外恋愛に進んじゃうトリガーは
- ご飯を食べに行く、一緒にお酒を飲む
- 仕事外の日に会う
- 一夜を過ごす
この段階を踏むと危ないよ、気をつけてねということでした。
私は婚外恋愛を否定も肯定もしません。
ただ「人に言って祝福される恋愛」をしてほしいということ。
両親、友達、会社の先輩・・・が喜んでくれるカップルになってほしいです。
一人でいいや、は悲しいですよ。
愛される喜びのベクトルを間違えないために読んでほしい本があります。
脳科学者の中野信子さんがタブーに切り込んだ本は、不倫する理由を倫理的に解釈しています。なぜ危険なことをするのか、分かっているのに沼ってしまう理由について知りたくなります。少し専門分野ではありますが、噛み砕いてダイアナ妃の例などもあるので、ぜひ一読してほしいです。
ではでは、こまゆうでした。
