突然ですが、5年間勤めた会社を退職します。
これを読んでくれている、あなたの部署には
部下がいますか?
後輩はいますか?
一緒に働いた人が辞めていくとき、ただ見送るだけじゃ、上司として何もできていません。
最後の時に一番良い印象で終わりたくないですか!
もちろん!人として悪にはなりたくないですよね。
私が、5年勤めた会社を辞めるときに感じたことを書くのが今回のミッションです。
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上司としてダメだと思ったら最後で巻き返せる6つのこと!

勢いよくタイトルを付けてますが、結構普通のことを書いています。
大きく出てるけど、出来そうなところが今回のポイント。
でもね、転職5回している私でも、こんなことは初めてだったんですよ。
私の周りの上司たちが、行動してくれたことはこんな感じ。
①最終日にやりたいことがないか聞いてみる
②他の人の出勤日(公休・有休)をコソーリ教えてあげる
③部長(社長など)が居る時間帯や、ミーティングの予定をコソーリ教えてあげる
④最後の30分は、作業を止めてあげる
⑤最後の30分で、みんなに挨拶に行けば?と言ってあげる
⑥書類にハンコが押せるように、印鑑の準備をしておく
一つずつ解説。
最終日にやりたいことがないか聞いてみる
これだけは、私が管理職のときに実行していたことです。
例えば「最後の挨拶はする?」と聞いてみると意外と皆さんやりたくないと言います。
そりゃそうですよね~。人前で話すことが好き!な人は多くありませんから。
直球で聞いたら、ほぼ玉砕するので!
「最後に一言、仕事で良かったことを話してほしいから、コメントもらえる?」など、具体的に話してほしいことを提案してみるのもいいですよね。
ポジショニングで動かしている職場なら、最後にもう一度やりたい仕事を聞いて任せてみるのも思い出になりますよ。
私は人数の多い部署だったので、一緒に仕事をしたい人を聞いたりもしましたよ。組み合わせが可能なのが、上司の腕の見せ所!
他の人の出勤日(公休・有休)を教えてあげる
シフトやお休みを管理できる、そんな立場の上司だったら絶対やってほしいことです!
そして今回一番感動したのも、シフトを教えていただいたことでした。
私の所属する部署は、100人ほど。5年も務めていると、ほぼ上司は全員年下ですが、それは上下関係。上司は上司。社員は社員さんなので、挨拶は必要ですね。
退職する人に、当日会えない人をピックアップして教えてくれたのは本当に嬉しかったです。この気遣いできる人は、本当にいい人ですよ。
上司が居る時間帯や、ミーティングの予定をコソーリ教えてあげる
職場によっては業務中には挨拶ができないところもあるかもしれません。
そこを上司の力でなんとか!挨拶をする時間を作ってあげたいですね。
無理そうなら、部署のトップが今どのフロアにいるのか、ミーティングで席をはずしていないか調べてあげると好感度アップです。
実際に、ちょっと待ってと言われて、すぐに居場所を探してくれた時は嬉しかったな~。
最後の30分は、作業を止めてあげる
残業がなければ、仕事がきれいに終わるように調整してあげてください。
次項にもつながるけど、この30分で身の回りの整理とか、近しい人への挨拶の時間を確保してあげるのもいいですね。
この余裕、意外とできないです!
最後まで、仕事をしてほしい気持ちが出てくるものですけど、そこは余裕のトークにしましょう。
最後の30分で、みんなに挨拶に行けば?と言ってあげる
私が退職する前日には、一緒にペアで働いていたスタッフにも「○○さん(私)のところ行ってきなよ~」って行ってくれた社員がいました。
仕事がヒマ……とかではないと思いたいです 笑
話し込んで、うるさくなるのは業務中だし、お金をもらっている時間なのでダメですが、ちょっとだけ!自由をあげて欲しいです。
私も「挨拶に行きたいから、仕事は次の人に回してもいいですか?」と、自分から言い出しました。勇気がいるひとことだけど、今まで働いてきたんだからいいじゃん!
その日にしか会えない人に、挨拶することができました。
これを許してくれる上司の余裕って大事だと思います。
書類にハンコが押せるように、印鑑の準備をしておく
退職届やら誓約書やら、退職するのにも書類は多いものです。
出し忘れがないようにするのは、本人が頑張るところだけど、急ぎの書類を出されることもあるので、ハンコの準備はお忘れなく!
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去りゆく人から情報を聞くのはNG?やってはいけないこと4つ

先の仕事や結婚が決まって、次への希望がある人はキラキラしています。
去りゆく職場に不満があった人ほど、星がキラキラと落ちていくように見えるのは私だけでしょうかね。
卒業発表をしたアイドルのように、なにかつきものが落ちたような!どうしたのそんなに肌ツヤよくて? そう思ってしまうほど、見違える人もいます。
私? 私は結構普通でした。ちょっと明るくなったかなぁ?
去る者は追わず。何かと聞いてしまうのも嫌がられるものです。
次の職場の情報を細かく聞くこと
職種を聞くのは良いですが、同業種の場合(アパレルからアパレル販売に転職とか)会社の情報として探りを入れられているような、聞かれているほうは気分が良くないです。
場所、最寄り駅、業務形態、人数など、知りたがりも困ります。
特に、仕事の期間中に喧嘩をしたような上司だったら「探りをいれて嫌がらせをしてきたらどうしよう」など、考えてしまうこともあるでしょう。
聞きたいのをこらえて、軽めに聞きましょう。
退職する人は、きっと仲良しの友達には詳しいことを話しているかもしれません。どうしても気になるようなら、退職後にそっと友達に聞いてみるといいですよ。
がんばってたよねと適当に労いの言葉をかける
私の自論なので、万人に共通することではないです。あえて言っておきます!
直接、仕事をしたわけでもないのに「○○さん、がんばっていたよね、知ってるよ」と、安易な言葉をもらうなら、最後に叱責してもらった方がよっぽど良いです。
5回の転職の中で、印象に残っている言葉があります。
「沢山の新人がいたけど、一番成長した人だと思います。ありがとう」
4年、準社員として働いた会社を辞めるときに言われた、部長の言葉が今でも忘れられません。
成長したと、頑張っていたは似ていますが、そこに「一番」とか「誰よりも」みたいな付属が付くことで、内容がぐーんと厚みを増すんですよ。
「今までがんばってくれたね」
そういわれると、へそ曲がりな私は
「何をだ!何を知っているんだ!私の苦労!」
文字を大きくして言ってみましたが、実際には言っていませんよ?
悲しいのに腹立たしい気持ちになりました。そう、昨日なったのよ。
上司には、部下がどこで頑張っているのか、どんな成功をしていたか、小さくても覚えていてほしい。
具体的に言ってくれたら、覚えていてくれたんだ!嬉しい!絶対にこういう気持ちになると思うんです。
例えば、失敗ばかりしていて、成績も残せないような、よくあるダメなアルバイトがいたとします。
でも、無遅刻無欠勤ならそれでも十分言ってあげる価値があるんです。
後輩ができた時に、指導してくれてありがとうとか、飲み会で幹事をしてくれたとか、一つくらい出てきませんか?
いや、出しましょう!その思い出を伝えてあげるんです!
退職の理由を探らないこと
これは、大人の対応ですね。
円満退社をしているようでも、退職する本人は思い詰めての結果かもしれません。
友達なら話せるけど、上司には言いづらいことがあったのかもしれません。
会社という大きな組織として、問題を解決していきたい気持ちもありますが、本人が話したがらないような雰囲気なら、聞きださないことも必要です。
「察して!」
性格が明るい人なら、話しだしてくれるかもしれません。
その引き出しを開けて、吐き出させてあげられたら、成功ですけど、難しいですよね。
私も管理職でしたが、こういった悩み相談をしにくい上司だったと思います。
普段の話しやすい雰囲気づくりって大事ですよ。
終わらないような仕事を任せない
仕事ができる人なら、最終日まで抱えているプロジェクトがあるかもしれません。
早めに引継ぎをして、残業を発生させないようにしてあげましょう。
引継ぎ先で、教育してもらったり、サポート業務に当たるように、計画性をもたないと当日なのに!終わらないで終電!
会社の印象は悪くなって退職してもらうことに。
その後も、上司と部下の良好な関係でありたいですね。
まとめ
私の5年間の集大成の日(最終出勤日)はもう少し後ですが、印象に残ったことをまとめてみました。
思い出がありすぎるのも、泣けるんですよね。
社会人としてのマナーがないと言われている若いリーダーたちが少しでも成長できるように、アラフォー女子からの提言です。
部下の最後の門出を祝福して、気持ちよく送り出してあげたいものですね。
そして現在、職業復帰した私のワークはこちら
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