あんなに大好きだったのに、離婚が決まった途端に人が変わってしまった。
特にお金の面は、男性側でもダークサイドがでますよね。
前回は指輪を返して!と言われたらどうする?について考えてみました。

今回は、指輪よりもお金に関して考えてみます。
事例としては少ないですが協議中に逆上するとつい男性が口走る言葉「返せ」は強い言葉ですよね。
- 結納品、婚約指輪の金額まで請求書を出してきた
- 新婚旅行費用、デート代まで請求してきた
とにかくお金をくれたら気が治るのか?という男性心理と法的根拠について書きますね。
前回の指輪の返却でも書きましたが、婚姻に関わる結納品や結婚指輪は贈与品、要するにプレゼントです。
これが契約書を交わした指輪なら別問題ですが、大抵はプレゼント。
当時の好意でもらった物にわざわざ金銭を要求することはできません。
返済の義務はないので、あなたの方が低所得ならお金を奪いに行くことも可能です。

離婚したい。もう無理!
指輪や結納品で俺が使ったお金を返してくれよ。払わないなら離婚しない(金額提示)

そうなの。私の条件を呑まないで離婚しないというなら、お金を払い続けてね♪
逆にお金をもらうことも不可能ではありません。
争いになるなら、裁判所に行って調停→審判と進めた方がいいです。別居しつつ婚姻費用を払い続けるように相手に告知すれば、相手には支払い義務が生じます。
この辺は弁護士さんなどが詳しいので、専門家に聞いてくださいね。
ただ、あなた側に不倫やお金の持ち出し等の不利な条件があると、立場は逆転するので要注意!
私も離婚して一人暮らしになってから、慰謝料請求がくるかと怖かった期間があります。
別れた相手は私の住所を知らなかったので、今となれば送られるはずもありませんが、探偵が家にくるんじゃとか会社に請求がと考える日々もありました。
というのも、私はお金は財産分与して50万ほどを分け合っただけで、他には金銭の話し合いがなかったのです。
引っ越しを繰り返した現在も、ときどき「メールとかで請求されるのかも」とか裁判所や弁護士から請求されたらどうしようと思うことがあります。
今回の記事をまとめるとこんな感じです。
- お金の請求には基本応じなくていい
- あなたに非があるときは、慰謝料として請求されることがある
- お金の争いごとは専門家に相談する
別れたい一心で行動しているときに、お金の話をされると途端にため息がでませんか。
しかもお金を返してくれという、物品から生じた返済なんて小さいことでうるさいなぁという感じです。
本当に借金していたら返済した方が良いですが、指輪やバッグ、新婚旅行は同意の元で交わされるプレゼント。それを現金化しようという姑息な思いを知ると、楽しかったことも一気に覚めます。
私も一気に覚めたのは「俺の両親に離婚の挨拶に行ってくれ」でしたね。バカじゃないのか、そんなこと必要あるのかと10年の思いも一瞬で凍ったことがあります。
女性の離婚は、段取りが重要です。
スムーズな離婚と、新しい生活のためにぜひおすすめしたい本があります。
引っ越し、住所変更、氏名変更など「何をいつ頃やるとスムーズにできるか」って誰も教えてくれません。先に選択肢を増やしておくと、トラブルがあってもすぐに対処できます。
私も離婚したときこの本が欲しかったー!ぜひ活用してくださいね。
あなたが幸せになれますように、心込めて。
こまゆうでした。
